年末年始のご注意(2011.12.20)

早いもので、もう12月も残りわずかとなりました。今年は、本当に色んなことがあった1年であり、また、とても短く感じる1年でもありました。

 

さて。年末年始、イベントの多いこれからの時期のご注意について書かせて頂きたいと思います。

 

クリスマスやお正月の後には、急性胃腸炎による嘔吐・下痢の症状でのご来院が多くなります。

チキンやケーキ、お節料理など、普段と違うおいしい匂いに誘われて、ペットもおねだりが増えると思います。

ついつい、可愛いおねだりに負けてしまわれる飼い主さんも多いのですが。その後、嘔吐、下痢をくり返し、動物病院に通うことになる場合も多く見受けられます。

 

元々、ワンちゃんや猫ちゃんは、人間に比べると体格も小さく、足の裏以外に汗をかきませんので必要塩分量も少なくなります。

味の濃いものは(人間にとって薄味であっても、必然的にペットにとっては過多になります)、嘔吐や下痢といった急性胃腸炎の原因になります。

特に、クリスマスのチキンは味が濃いだけでなく、香辛料も多く、重度の胃腸炎をおこす場合もあります。また、おせち料理は保存食の意味合いから、塩分が多いものや消化の良くないものも多いので、同様に重度の胃腸炎の原因になります。

ケーキは塩分のかわりに、糖分、脂肪分が多く、これも胃腸に多大な負担をかける場合がありますので控えて頂きたいと思います。

 

折角の楽しいクリスマスやお正月に“病院通い”にならないように。

是非とも、可愛いおねだりの誘惑に負けないようにして頂きたいな、と思います。

ペットも飼い主さんも、楽しく健やかに1年を終え、新たな1年を迎えるために。

 

 

なお、年末年始は多くの動物病院がお休みになると思います。また、療法食や薬を扱ってらっしゃる業者さんもお休みになります。

慢性疾患を患っているペットとともに生活をされている飼い主さんは、お薬や療法食など、お忘れのないようにご注意頂きたいと思います。また、お休みの間に具合が悪くなった場合の対処、救急病院のアクセスなど、万一に備えて確認される方がよいかと思います。

 

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