お座りのすゝめ〜ワンちゃん編〜 (2011.11.24)

皆様のおうちのワンちゃんは“お座り”ができますでしょうか?

 

動物病院で病気以外にご相談を受ける場合、非常に多いのがしつけのお話です。

そういった場合、「お座りを完璧にできるようにしつけて頂きたい」とよくお話しします。

 

勿論、お座り以外に、甘噛みや拾い食い、排泄のしつけなど、覚えなければ(教えなければ)いけないことは沢山あると思います。室内で一緒に生活する場合、飼い主さんもワンちゃんも快適に過ごすためには、上記のようなことについてのしつけ(訓練)は必要不可欠だと思います。

ですが、もう一つ、お願いしたいのは“完璧なお座り”なんです。ワンちゃんのために。

 

外を散歩させるとき、ドックランなどへのお出かけのとき、誤ってリードが外れてしまった場合に、“完璧なお座り”はとても威力を発揮します。

リードが外れたワンちゃんは興奮して思わぬ行動をとる場合もあります。

つまり、ワンちゃんが飛び出して事故やケガ、ケンカに巻き込まれないように、また、他の人を噛んでしまってトラブルにならないように、いつでもどんな状況でもお座りによって行動を制止できれば、危険を回避できると思うからです。

勿論、号令は“お座り”でも“待て”でも何でも構わないのですが、普段と違う状況でも行動を制止できる方法を教えてあげて頂きたいのです。

 

お座りを教える絶好の機会は、やはり食事時でしょう。

お食事を与えるときに、お座りをさせてから与える。それが出来るようになったら、次は食事を目の前に置いてお座りをさせてから与える、そしてお座りから食事を与えるまでの時間を徐々に延長していく。

ただし、あまり長く待たせると滝のようなよだれに見舞われることもありますが。

 

しつけ(訓練)は日々の積み重ねです。毎日少しずつ、5分でも構いませんので、成犬になっても続けて頂きたいと思います。

継続することは大変なことかも知れませんが、そうやって毎日コミュニケーションをとり続けることで、飼い主さんと大切なワンちゃんの間に絆が生まれ、本当の家族になれるのではないでしょうか。

 

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